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『呉昌碩·児島虎次郎芸術伝承展』が上海で開催

2016年 6月 16日10:36 提供:東方ネット 編集者:兪静斐

 「日中友好交流を長く続けて行きたい」

 虎次郎の孫にあたる陶芸家の児島塊太郎氏は中国好きで知られる。今回の展示会のため、特別に3点の作品を寄贈した。氏は芸術の面だけではなく、日中交流の面においても虎次郎の衣鉢を継ぐ志を持っていて、今回は故郷の成羽美術館(高梁市成羽町下原)と安吉呉昌碩記念館(中国安吉県)との友好館縁組を取り持った。

 2014年の呉昌碩生誕170周年に際しては「呉昌碩·児島虎次郎芸術展」が開催された。塊太郎氏の長男である慎太郎氏も洋画家として活躍中である。呉家も昌碩以来、代々芸術家を輩出し、同記念館の執行館長を務める曾孫の呉越氏(57)やその兄の呉超氏(63)も書画の芸術家として知られている。塊太郎氏と呉越氏が日本で合同の展覧会を開くなど交友を深める中で、中国での一族の交流展が実現した。「両方の家族の価値観が同じだからこそ、後輩が先輩の遺志を継ぐことができるのです。日中の友好交流を長く続けて行きたい。」と塊太郎氏は語った。